仕事とは速さである
はじめに
仕事において、品質なのか、速さなのか、どっちを優先させるべきなのか?という悩みが今までありました。
全てにおいて速さを意識すればいいのではないか?が、最近確信に変わったのでその考えをシェアしたいと思います。
仕事の要素分解
品質と速さ。これらの関係を高い低いでマトリクスに整理すると以下の通りになります。
それぞれについて簡単に解説をすると、
まずは、C(品質:低い、速度:遅い)。
新入社員とか新しい仕事を始めた人はここからのスタートです。一刻も早くこの状態から抜け出したいところです。
次にタイプB(品質:高い、速度:速い)。
本当は目指したいところですが、いきなり目指すのは難しいところです。あなたの周りにいる仕事ができる人はこの状態ではないでしょうか?
残るはA(品質:高い、速度:遅い)とD(品質:低い、速度:速い)。
最終的に目指したいのは、タイプBです。それにあたりA経由でいくのか、D経由でいくのか悩ましいところです。
スピード重視にすると品質が伴わずに上司に怒られてしまい、逆に品質高めるためにじっくり考えて進めていたら仕事が遅いと上司に怒られたり。。。
品質 VS 速度 どっちを重視すべき?
資料等を作る仕事、を前提においたときかけた時間と品質の関係は以下の通りです。
割と短時間である程度の品質に達することがわかります。
逆に一定の時間を超えてからは、時間をかけた割には品質の上り幅は少ないのです。
ある地点で見切って人に見てもらい、適切なフィードバックをもらうとどうなるか?
なななんんと。先ほどの曲線がその地点から始まります。
例えば、完成までに2回フィードバックをもらった人と、1回もフォードバックがなかった人の間で品質を比べるとどうなるか?
個人的な見解ではあるものの、スピードを上げてやることで、結果的に品質が向上し、
気づいたらタイプBの領域に達するのです。
ちょっと気になるは、本当に速度を重視して大丈夫?
あまりにも品質のよくない状況で人に見せたりすると怒られたりしないか、と。
大丈夫です!!
これも個人的な感覚ですが、仕事を振った側の期待値とスピードの関係はおおよそ以下の通りで推移します。
時間がたたないうちは、相手からの期待度は低くそこから時間が経つにつれて、急激に期待度が高くなる。つまり、速く出せば出すほど、相手の期待値は低いので少々品質の低い資料を出しても怒られることはありません。
また仕事ふってる側(上司)として、対象の仕事に対してどんな考え方やどんな段取りで進めようとしているのか把握できるので安心します。
最後に
いかがでしたか?
タイトルにあった「仕事は速さである」の意図や論理は理解いただけたなぁと思っています。
ただ、個人的な経験に基づく見解ではあり、異論反論あるかと思います。
そんな方は、ご気軽にコメントを頂ければなぁと思います