2021年度前期-履修科目(放送大学)
このところ、放送大学のことばかりを書いているが、今回の記事でひと段落させようと思う。今回は、入学してどんな科目をとったのか、その理由等を書いておこう*1。
まず履修にあたり、なるべく仕事*2に関係のないものを中心に取ろう、と心に決めてシラバスを見ていた。しかし、人の心は弱い。1つを除き、仕事に隣接する科目を履修することになってしまった。
#放送大学
— えじゃま (@ejama555) 2021年3月23日
来年度から選科履修生として入学しました。なるべく仕事に関係なさそうな科目を取ろうと頑張りましたが、誘惑に負けてしまいました。
とりあえず1年間、ゆっくり通ってみて今後のことは考えるとします! pic.twitter.com/ldeDunT1kg
今回とることにした科目は以下4つである。では1つずつ理由等を整理していく。
哲学・思想を今考える
- 作者:孝至, 魚住
- 発売日: 2018/03/01
- メディア: 単行本
今回履修した中で一番仕事から遠い科目。もともと、哲学とか宗教に興味があった。特に仏教は昨年末から今年にかけて以下本を読み、少しずつ知識や考え方を学んでいた。
別冊100分de名著 集中講義 大乗仏教 こうしてブッダの教えは変容した (教養・文化シリーズ)
- 作者:佐々木 閑
- 発売日: 2017/02/25
- メディア: ムック
仏教の沼に入る前に、世界全体の宗教や哲学を押さえた上で沼に入りたいと思い、以下の本を購入した。非常に語り口は親しみがあり読みやすいのだが、本の分厚さに圧倒され積読状態である。
問題解決の数理
- 作者:大西仁
- 発売日: 2021/02/01
- メディア: 単行本
ちょっと前の仕事で、ユーザがシステムへアクセスする数を過去の実績を基に定式化し、今後ののアクセス数を見積もることをしていた。一応、理系の大学を出ているものの、勉強したことをすべて忘れていたので、中学数学レベルの理論*3で胡麻化して実施した。
未来に対する予測や想定することはいつまででも必要な能力だと考える。その力を養うための基礎学習の助けになるのではないかと思い、今まで幾つかの本を読んできたが、挫折した。
そこで今回は、半強制的に勉強をする状況を作り出そうと思い、受講することにした。
数理最適化法演習
<教科書なし>
この科目は、「問題解決の数理」の演習版という位置付け。実践で使える状態になるには、手を動かすことが1番かと思い、受講を決めた。これ以上でもこれ以外でもない。
経営情報学入門
本当は取る気はなかったが、とってしまった科目。この学問領域自体、シラバスを見るまで知らなかったが、経営に対して興味があり、今後そちらの方向に進んでいきたいとも思っていた。また、経営する組織をシステムと捉えるところ*4は、自分の考えと近いものがあったので、軽い気持ちで受講することにした。
以上、2021年度前期はこの4科目をゆっくり勉強をしていく。前期終了後に感想を書こうと思う。